児童教育実践に
ついての研究助成

第20回(2025年度)
現代社会に求められる「対話力」への心理学的アプローチ:測定・国際比較・教育実践を通じた検討 ※

植阪 友理(うえさか ゆり)
東京大学 准教授
助成期間:2ヵ年

現代社会は、VUCA(Volatility:変動性、Uncertainty:不確実性、Complexity:複雑性、Ambiguity:曖昧性)に満ちた時代であると言われる。こうした時代を生き抜いていく子どもたちは、多くの人と共同しながら、必要な情報を効果的に得たり、互いに対立する意見をうまく調整しながら生きていく必要がある。本研究では、こうした力を「対話力」として捉え、小学生を対象に、対話力を客観的に評価するとともに、最終的には小学校の教育現場で高めていくことを目指す。具体的には、対話力を「他者から必要な情報を効果的に得る力」と「互いに対立する意見をうまく調整する力」の2側面に分け、それぞれを小学校の中で簡便に測定するような課題を開発する。さらに、国語の授業や行事の指導を通じて、これらの力がどのように変化するかを、学校における実践的な研究を通じて明らかにする。

【注釈】

掲載情報は助成決定時のもの

※=グループ研究 | =優秀賞受賞の研究