博報賞

第3回 博報教育フォーラム

テーマ:「「学校力」創りを目指す「融合型改革」」

学校や授業を改革・活性化していく手法として「融合」をテーマに取り上げ、基調講演、3校の受賞者活動発表、ポスターセッション、パネルディスカッションと約4時間にわたり盛会のうちに進行しました。全国各地から、学校の先生はもちろん、教育委員会の方々、学生、企業経営者など幅広く教育改革に関心を持つ200名もの参加者が集まりました。

開催概要

日時 2006年2月18日(土) 13:00~17:00
会場 日本工業倶楽部 東京都千代田区丸の内1-4-6
TEL 03-3281-1711

基調講演

「学校力を高める ~カリキュラム創りと授業創り~」
文部科学省初等中等教育局教科調査官 井上一郎

事例発表

地域の授業協力者とともに、かかわりあいの基本となる「心の教育」を実践している例、国語科を中心にICTを活用して、双方向のコミュニケーション能力育成を図っている例、共同生活での暮らしにかかわる全てのことを、子どもたちの手で創っているNPO法人の例を紹介しています。

「異文化理解教育の視点を生かした新しい国語教室」
兵庫県 服部久美子先生

「タテ割りからヨコ割りへの組織再編成による情報共有化と特別支援教育の体制作り」
茨城県 守谷市立松前台小学校

「民間発想経営の学校に対応したマネジメント手法を導入した地域ボランティアによる学校支援活動」
東京都 和田中地域本部

パネルディスカッション・グループディスカッション

「かかわりあい力」をつけると、子どもや周りの大人はどう変化していくのか、またかかわりあい力育成の成果をどう評価するかなど、活発な議論が行われ、会場の学校関係者、地域の方、学生の皆さんから「かかわりあい力」に関する生きたキーワードがたくさん生まれました。

コーディネーター
嶋野 道弘(文教大学・同大学院 教授)

パネリスト
井上一郎(文部科学省教科調査官)
服部久美子(兵庫県 神戸市立こうべ小学校)
藤田直子(茨城県 守谷市立松前台小学校)
藤原和博(東京都 杉並区立和田中学校校長