児童教育実践に
ついての研究助成

第21回(2026年度)
自閉スペクトラム症児のエコラリアへの教師の意味づけの変容

緒方 亜文(おがた あもん)
東京大学 大学院生
助成期間:2ヵ年

本研究では、自閉スペクトラム症(ASD)児のエコラリアについて、教師の意味づけの変容の過程を明らかにする。エコラリアとは、他者の発話を文脈に沿わない形で繰り返す現象を意味する。エコラリアを生じるASD児を指導した経験のある教師10名以上への半構造化インタビュー調査を行う。続いて、エコラリアへの意味づけとその理由、その縦断的な変化の過程に焦点を当てて、質的な分析(ディスコース分析)を行う。これにより、ASD児にエコラリアが生じたとしても、それを意味のある発話と見なして教室のコミュニケーションを進めていくために、教師がいかなる役割を担いうるのかを議論する。研究の成果については、学会発表および学術誌への投稿を行う。

【注釈】

掲載情報は助成決定時のもの

※=グループ研究 | =優秀賞受賞の研究