児童教育実践に
ついての研究助成

第20回(2025年度)
日本における古典教育の意義目的の解明と改善

西 愛美(にし なるみ)
京都大学 大学院生
助成期間:2ヵ年

現在、古典教育はその存在意義に明確な根拠を提示できていない。児童生徒の学習意欲も低く、存在意義も疑問視されている状況にある。本研究では、その原因の一つとして、社会のニーズと現在の古典教育が乖離している状況にあり、現代社会に即した古典授業が実施されていないからであると仮定した。そこで本研究は、(1)古典教育の教育的意義及び現代社会の中で古典の役割を明確にすること、(2)現代の児童生徒に必要な教育効果を考慮した新しい古典授業と教育政策を提案することを目指す。本研究では、オートエスノグラフィーを含む国内外の古典教育の現状の質的調査、大規模言語モデルを使用した実験での古典教材特異性の明確化、オーストラリアでの古典授業の実践とその効果検証を経て、古典教育の意義を明確にし、新しい古典授業と教育政策を提案する。

【注釈】

掲載情報は助成決定時のもの

※=グループ研究 | =優秀賞受賞の研究