博報賞

活動タイトル

伝統に誇りをもつ児童の育成をめざした「子ども田楽・金管バンド」への取り組み

北広島町立壬生小学校

日本文化・ふるさと共創教育部門|功労賞| キーワード:邦楽/和楽器広島県

活動内容

 

4年生で「子ども田楽」、5・6年生で「金管バンド」に取り組む中で、国の重要無形民俗文化財及びユネスコの世界無形文化遺産となった地域の農耕儀礼「壬生の花田植」の継承に接続している。
 

審査委員より

4年生の「子ども田楽」、5・6年生の「金管バンド」は長年上学年から下学年へと引き継がれ、児童は憧れと意欲をもって主体的に活動に取り組んでいる。地域の農耕儀礼「壬生の花田植」は、国の重要無形民俗文化財及びユネスコの世界無形文化遺産となり、地域の誇りとなっている。継承者を育成する地域と保護者の活動が、「金管バンド」の活動にうまく接続し、新たな伝統を生み出した。児童が学年に応じた目標をもって活動し、町を挙げて児童を応援していることは、学校と地域を結ぶ一つのモデルであり、長年の実績は功労賞の授与に十分値する。

プロフィール

北広島町立壬生(みぶ)小学校

【代表者】
板倉 寿恵美

【役 職】
校長

【活動開始時期】
1969年

【団体所在地】
広島県山県郡北広島町

【学校(団体)規模・活動参加人数】
○子どもの人数:161名 ○クラス数:9クラス ○指導者数:24名