実施レポート
第16回「海外教師日本研修」
1.実施概要
(1)会期
2025年11月10日(月)~11月28日(金)
(2)海外参加校・研修参加者
| 国名 | 研修参加者名 | 学校名 |
|---|---|---|
| 国名・研修参加者名 学校名 |
||
| インド | ヴァンダナ・ジャイン | アルワチン・インターナショナル・スクール |
| オーストラリア | メリッサ・ジョイ・ワイナート | ローマ・ミッチェル・セカンダリー・カレッジ |
| スペイン | セルジ・ガルセス・クララムン | ムンセラット・ロッチ中学校 |
| スリランカ | ムハンディラム・ラーララーゲー・ヒマーヤニー・ジャナシャーンタ | ヤソーダラー・カレッジ・コロンボ |
| タイ | ハッタイチャノック・スーントロン | シリントン学校 |
| フィリピン | メイ・アグアン・デベロ | フィリピン日系人会国際学校 |
| ブラジル | アダイル・アルヴィス・セレスチノ・ジュニオ | ジョゼフィーナ・デ・メロ学校 |
| ベトナム | チャン・トゥ・チャン | チュー・ヴァン・アン中学校 |
| モンゴル | ドヨドドルジ・ドラムスレン | メルゲド学校 |
(3)日本参加校
| 都道府県 | 学校名 | 学校長名 |
|---|---|---|
| 都道府県・学校名 学校長名 |
||
| 神奈川県 | 川崎市立川崎高等学校附属中学校 | 西 道生 校長 |
| 静岡県 | 静岡学園中学校 | 鳴嶋 吉彦 校長 |
2.タイムテーブル
| 日程 | カリキュラム | 実施 場所 |
|||
|---|---|---|---|---|---|
| 日程 | カリキュラム | ||||
| 1 | 11月10日 | 月 | 入国/チェックイン | NC | |
| 2 | 11日 | 火 | 生活オリエン/授業オリエン/開会式 | NC | |
| 3 | 12日 | 水 | 授業 | NC | |
| 4 | 13日 | 木 | 授業 | NC | |
| 5 | 14日 | 金 | 学校訪問(静岡学園中学校) | 静岡県静岡市 | |
| 6 | 15日 | 土 | NC | ||
| 7 | 16日 | 日 | NC | ||
| 8 | 17日 | 月 | Bプロガイダンス/オリセン視察 | 日比谷国際ビル/オリセン | |
| 9 | 18日 | 火 | 授業 | NC | |
| 10 | 19日 | 水 | 授業 | NC | |
| 11 | 20日 | 木 | 学校訪問(川崎市立川崎高等学校附属中学校) | 神奈川県川崎市 | |
| 12 | 21日 | 金 | 授業/異文化共生についての特別講演 | NC | |
| 13 | 22日 | 土 | NC | ||
| 14 | 23日 | 日 | NC | ||
| 15 | 24日 | 月 | NC | ||
| 16 | 25日 | 火 | 研修報告会準備 | NC | |
| 17 | 26日 | 水 | 研修報告会準備/リハーサル | NC | |
| 18 | 27日 | 木 | 研修報告会・修了式・歓送会/全体ふり返り | NC | |
| 19 | 28日 | 金 | 帰国 | - | |
【凡例】
NC: 国際交流基金 日本語国際センター(埼玉県さいたま市)
オリセン: 国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)
3.実施レポート
国際交流基金の講師による授業 (11/12他)
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国際交流基金 日本語国際センター
研修参加者は、第16回日本語交流プログラム(2026年5月実施)に向け、国際交流基金日本語国際センターの講師より授業を受けた。来年のプログラムに向けた事前準備として、カリキュラム案を体験しながらプログラムの目的・内容を理解した。また、プログラムで成果を出すために必要な日本語教師としての知識・技能の向上を図った。
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学校訪問:
静岡学園中学校(11/14)
川崎市立川崎高等学校附属中学校(11/20)
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静岡県静岡市、神奈川県川崎市
来年5月に交流を予定している日本校2校を訪問した。校長先生や教頭先生から学校の概要や歴史などについて説明を受けた後、生徒や日本校教師との交流を行った。学校訪問を通して、研修参加者は生徒と交流を図るだけでなく、自国の生徒に伝えるべきことや来年までに準備しなければならないことを確認することができた。
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異文化共生についての特別講義(11/21)
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国際交流基金 日本語国際センター
本事業の審査委員長 阿部祐子先生(国際教養大学 教授)による異文化共生に関する特別講演が行われた。
「言語と文化の教育をとおして自分と異なるものを受け入れよう!」のテーマのもと、日本と自国の文化の違いについて考えた。ワークショップでは、「見える文化」と「見えない文化」について、参加者の実体験をもとに各グループで話し合い、理解を深めることができた。 -
研修報告会・修了式・歓送会(11/27)
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国際交流基金 日本語国際センター
研修報告会はパワーポイントで説明をしながら複数名が同時に発表するショートプレゼンテーション形式で行われた。
本プログラムの審査委員や国際交流基金日本語国際センターの方々、日本校の先生も参加した。
発表テーマは「第16回日本語交流プログラム準備のための授業案」だった。発表後に設けた質問コーナーでは、参加者から多くの質問や助言が出て、活発な意見交換が行われた。
研修報告会後の修了式では研修参加者一人一人に修了書が手渡された。歓送会では、食事をしながら参加者同士の交流の時間を持った。最後に研修参加者から研修の感想や来年への意気込みなどのあいさつがあり、閉会となった。 -




