児童教育実践に
ついての研究助成

第18回(2023年度)
幼小を貫く「質問力育成カリキュラム(試案)」の開発と有効性の検証

友永 達也(ともなが たつや)
神戸大学附属小学校 教諭
助成期間:2ヵ年

「質問行動」について生田(2004)は「対象からの情報と既有知識のズレを知覚し,そのとき感じる違和感から起こる気持ちを解消するために,自己内で生成した質問を,他者に音声言語として表現し,その質問に対する他者の反応をもとに知識を再構成する能動的な学習活動」と定義づけている。「質問行動」に関する先行研究を踏まえた本研究の目的は2点である。1点目は,幼小接続期にまで対象を広げながら学習者の「質問行動」の実相を分析し,その知見を活かした「質問力育成カリキュラム(試案)」を開発し,これまで十分に焦点が当てられなかった幼児期からの「質問行動」における発達的傾向を踏まえた具体的な指導法を系統立てることである。2点目は,開発した支援の有効性を検証し,教育現場における実現可能性を高め普及を図ることである。

【注釈】

掲載情報は助成決定時のもの

※=グループ研究 | =優秀賞受賞の研究