第56回「博報賞」 功労賞受賞
[埼玉県]地球っ子グループ
地球っ子グループは20年以上、外国にルーツをもつ子どもたちが、十分な日本語学習ができる場所を提供し、彼らが安心して共に語り集えることを大切にした活動に取り組んでいる。
ただ単にその場限りの支援を行うのではなく、一人ひとりの「できるようになったこと」「できるようになりたいこと」に目を向け、ポートフォリオ的資料を活用しつつ、子どもたちが自分自身の具体的な成長を視覚的に自覚し、自信がもてる実践に重点を置いている。特に、子どもたちの「やりたい」と思う気持ちを尊重した活動の場づくりは秀逸だ。例えば、「地域の役に立ちたい」という気持ちには、ツル取りボランティアから多くの地域の方々に感謝されるという、貴重な機会を設定している。
さらに、学習指導においても、既存の教材やプログラムではなく、子どもたちの主体性を尊重し、学びへのモチベーションを高めている点も大変興味深い。「考える力」を意識した取組は、基本的アカデミックスキルに加え、企画力や話し合いの力、協力などの多くの学びが得られる場となっている。
日本語の習得に加え、自己肯定感や地域との協働などの面においても、子どもたちは自信をもち、この地球っ子グループから世界に羽ばたいている。
※記載の所属・役職は、受賞当時のものです。
博報賞とは
「博報賞」は、児童教育現場の活性化と支援を目的に、財団設立とともにつくられました。日々教育現場で尽力されている学校・団体・教育実践者の「波及効果が期待できる草の根的な活動と貢献」を顕彰しています。また、その成果の共有、地道な活動の継続と拡大の支援も行っています。
※活動領域:国語教育/日本語教育/特別支援教育/日本文化・ふるさと共創教育/国際文化・多文化共生教育 など
現在、第57回「博報賞」の応募を受付中です!(応募受付期間:2026年4月1日~6月25日 ※財団必着)
詳細は博報賞のページをご覧ください。
*博報賞に関するお問い合わせ先
hakuhoushou@hakuhodo.co.jp (博報賞担当宛)




