児童教育実践に
ついての研究助成

第11回(2016年度)
現場との協働による児童・生徒作文能力の経年変化に関する発展的研究 ※

宮城 信(みやぎ しん)
富山大学 准教授
助成期間:長期継続

本研究の調査資料は、児童らの24年間の文章能力を記録した「手」作文コーパスである。当該資料はすでに電子化が完了しており、経年変化に関するいくつかの数量的な調査結果が得られ、資料として有効性が確認されている。これに意味情報を追加する予定である。これによって新たに意味的・語用論的な観点からの研究が可能となる。現在、前研究から継続しているものは以下の通り。 ・同カテゴリー語彙の学年別使用傾向調査 ・表記の誤用傾向を踏まえた学年別平均的作文のモデル化 ・現場教員による作文評価基準の一般化と可視化、両年度の評価差の検証 ・文章表現の類型化と学年別使用、文章構成類型の抽出  これらの研究の成果を受けて、最終的には、児童らの書く随筆の特徴を他の文種と関連づけて詳細に記述し、その発達過程を明らかにする。併せて現場教員の作文指導に直接的に役立つデータに基づく教材の提供を目標とする。

研究分野: 
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【注釈】

掲載情報は助成決定時のもの

※=グループ研究 | =優秀賞受賞の研究