第11回(2016年度)
自閉スペクトラム症児の声の大きさ学習へのスマートデバイスの応用ー日常場面への般化を目指してー ※
辰巳 愛香(たつみ あいか)
大阪大学大学院連合小児発達学研究科 特任助教
助成期間:長期継続
大阪大学大学院連合小児発達学研究科 特任助教
助成期間:長期継続
【研究1】アプリで使用するシーンの妥当性を高めるため、1)ASD児を持つ養育者とASD児を担当する教師各20名に対してASD児において声の大きさの調節の難しさがあるシーンをアンケート調査し、明らかにする。2)調査にて明らかになったシーンについて30秒程度の動画を作成し、健常児10名に見せ、各シーンについて適切な声の大きさはどれかを、声のものさし(0~5の5件法)を用いて尋ね、健常児におけるシーンごとの声の大きさの適切さの理解度を明らかにする。 【研究2】研究1の2)で正答率が低い物を除いたシーン(3種類の声の大きさで各16シーン)をアプリに組み込み、6歳から15歳のASD児20名を対象に全2か月間のトレーニングを行う。参加者はBL、1か月後、2か月後に来談し、1)指定する声の大きさで発声する音量測定テスト、2)シーンに適切だと思う声の大きさで発声する音量測定テスト(1,2ともにフィードバックはなし)、3)日常の声の大きさのセルフチェックと質問紙を行う。養育者と担任には質問紙調査と日常での声の大きさの評価アンケートを行う。2か月の研究参加期間中は、家庭で1日1回2,3分程度の声の大きさの場面を練習する(適切かのフィードバックあり)。
【注釈】
掲載情報は助成決定時のもの
※=グループ研究 |
=優秀賞受賞の研究




