児童教育実践に
ついての研究助成

第17回(2022年度)
「証明」の萌芽としての「説明」の研究;児童実態の大規模調査とアプリを用いた学習プログラムの開発・実践を通して

赤川 峰大(あかがわ みねひろ)
神戸大学附属小学校 副校長
助成期間:2ヵ年

本研究の目的・内容は、「説明」を論理的に構成することに関わる小学生から中学生の実態調査・授業開発を行うことである。論理的思考力として、仮言的三段論法・普遍例化に着目する。いずれも論理の基盤として数学の証明にも用いられるが、生徒の困難性が高いため近年証明の萌芽として小学校段階の説明を捉えた系統的育成が急務とされている。申請者は、既に仮言的三段論・普遍例化が内在する学習材が小学校段階にも存在することとともに、仮言的三段論法が算数特有の思考であることを明らかにした。本研究ではその知見を生かし、算数科に限定した上で、小学校1年生から中学生までを対象にした実態調査・授業開発を行う。研究成果としては、長期的な児童の論理的思考力の発達の質的・量的な様相と、その変容を促す授業方法を提示することができる。

【注釈】

掲載情報は助成決定時のもの

※=グループ研究 | =優秀賞受賞の研究