児童教育実践に
ついての研究助成

第15回(2020年度)
運動障害を持つ児童の発達・学習に寄与する安全で楽しい移動感覚を伴う遊びの提供 ※

松室 美紀(まつむろ みき)
立命館大学 特任助教
助成期間:2ヵ年

比較的重度の運動障害を持つ児童は、多くの時間をベッドの上で過ごすため、移動経験が欠如しやすい。さらに、空き時間に楽しめる娯楽の種類も少ないという問題が挙げられている。そこで、本研究は、知的障害を併せ持つ、比較的重度の運動障害を持つ児童のために、発達・学習に寄与する安全で楽しい移動感覚を伴う遊びを提供する。その過程において、彼らの "楽しさ" にどのような要因が寄与するかを解明する。 具体的には、視覚刺激の観察により、まるで自身が動いているように感じる視覚誘導生自己運動知覚を利用する。児童は乗り物に乗って移動しているかのような体験を得ることができ、その速度や進行方向を自身でコントロールすることができる。この経験を通し、空間把握能力の発達や行動と結果の因果関係の学習が期待される。

【注釈】

掲載情報は助成決定時のもの

※=グループ研究 | =優秀賞受賞の研究