児童教育実践に
ついての研究助成

第15回(2020年度)
「証明」の萌芽としての小学校段階の説明に関する研究;普遍例化が内在する算数科、理科、国語科における論理構成に着目して ※

赤川 峰大(あかがわ みねひろ)
神戸大学附属小学校 教諭
助成期間:1ヵ年

本研究の目的は、普遍例化を用いて「説明」を論理的に構成することに関わる小学校段階の実態調査、授業開発を行うことである。普遍例化とは、ある体系の全個体に真であることからその体系の特定の個体の真を推論する論理的思考である。論理の基盤として数学の証明にも用いられるが生徒の困難性が高いため、近年証明の萌芽として小学校段階の説明を捉えた系統的育成が急務とされている。申請者は既に事前調査を実施し、10歳頃に普遍例化の理解に差が生じている可能性を統計的に示した。よって本研究では,主に中学年を対象にして普遍例化が内在する算数科、理科、国語科を題材とした調査による詳細な実態把握とともに、授業化による効果を検証する。成果は教科を横断する汎用的資質・能力の視点からのカリキュラム開発への貢献も期待できる。

【注釈】

掲載情報は助成決定時のもの

※=グループ研究 | =優秀賞受賞の研究