児童教育実践に
ついての研究助成

第13回(2018年度)
日本語がマイノリティ言語である環境で育つ子どもたちの言語発達:家庭における支援に向けて

篠沢 薫(しのざわ かおる)
東京学芸大学大学院連合学校 大学院生
助成期間:1ヵ年

本研究は、日本人の子どものほとんどが現地校に通い、第二言語で教育を受けているイギリスにて、日本人の子どもの日本語と英語の発達に関して多角的に検証する。イギリスでは、多言語下の子どもが、入学時からの第二言語(英語)の遅れを改善できないまま現地校に通い続けることで、学力そのものが低下する子どもが増えていることがわかった(Whiteside & Norbury,2017)。しかし、第一言語(母語)の発達については調査されていないため、不明な点が多い。母語の獲得は多言語下の子どもの学力の低下を防ぐ(中島・佐野,2016)ことから、子どもの第一・第二言語の発達について明らかにしたい。そして、この知見を得ることで、多言語下の子どもと親への家庭における支援につなげたい。

【注釈】

掲載情報は助成決定時のもの

※=グループ研究 | =優秀賞受賞の研究