活動内容
防災学習が育む、地域の一員としての自覚と自尊感情
児童に危険箇所を教えるのではなく、調査方法を教えてどこが危険かを専門家と共に調査し、防災マップなどを作製。避難場所である学校から防災意識の重要性を地域に発信している。地域、行政、大学、企業らと積極的に連携し活動をすすめるなかで、素直だが受動的だった子ども達に防災リーダーとしての自覚が芽生え、自主的・意欲的に取り組み、達成感を感じる姿が見られるようになった。そしてそれは、自分も地域の一員であり、なくてはならない存在だという自己存在感をも高めている。
【写真】
大学生と一緒に学区の危険な箇所を調査中
活動レポート(3/18 中日新聞に同一内容にて15段モノクロで掲載)
審査委員より
学校が取り組み、推進する防災に関する教育活動が、子ども一人一人の豊かな成長につながるだけでなく、地域の防災意識を高め、地域住民の防災活動への積極的な参画も生み出している。また、デジタルデータの活用やドローンを用いた新しい手法による防災マップの作成などが、学校を中心に新たな連携を生み出している。
プロフィール
岡崎市立常磐東(ときわひがし)小学校
【代表者】
近藤 嗣郎(こんどう しろう)
【役 職】
校長
【活動開始時期】
2013年
【団体所在地】
愛知県岡崎市
【学校(団体)規模・活動参加人数】
○児童・生徒数:45名 ○クラス数:6クラス ○指導者:12名 ○協力者(ボランティア、保護者等):約20名